スーパーディオのチャンバーで激変!人気比較とセッティングの極意の主要なニュースをコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。

チャンバー装着時に最も警戒すべきトラブルが、2スト特有の排気抜けによるエンジン焼き付きです。排気効率が大幅に向上すると、シリンダー内に吸入される空気量が増加し、ノーマルのキャブレターセッティングのままでは混合気が極端に薄い(リーン)状態に陥ります。薄い混合気は燃焼温度を急上昇させ、ピストントップの溶解やシリンダーの焼き付きを瞬時に引き起こします。

これを防ぐためには、キャブレターのメインジェット番手を確実に上げる作業が欠かせません。スーパーディオの純正メインジェット番手(ノーマルキャブでおおむね#75〜#78前後)に対し、抜けの良いスポーツチャンバーを装着した場合は、まずプラス10番〜15番程度(#85〜#90付近)を目安にリッチな状態からスタートするのが鉄則です。

プラグの焼け具合を定期的に点検し、電極部がきつね色に焼けるポイントを探っていきます。季節や気温の変化によっても空気密度は変わるため、特に冬場は混合気が薄くなりやすい点に注意を払う必要があります。アイドリングの安定性やスロットル微開時のツキはパイロットスクリューやスロージェットで微調整し、全開域の安全マージンをメインジェットで確保することがエンジンを長持ちさせる秘訣です。