イギリスと一口に言っても、国内には主に2つの大きな民族的ルーツが存在し、それが外見のグラデーションを作っています。それが「アングロサクソン系」と「ケルト系」です。
イングランド地方を中心に広く分布するアングロサクソン系の顔立ちは、ゲルマン民族の流れを汲んでおり、比較的明るいブロンドやライトブラウンの髪、青い瞳、骨太でしっかりとした顎のラインを持つ傾向があります。全体的に整然とした端正さがあり、王道的なヨーロピアンの美しさを体現しています。
一方で、スコットランドやウェールズ、北アイルランドに色濃く残るケルト系の顔には、独特のミステリアスな風合いがあります。スコットランド人の顔の違いを観察すると、ダークトーンの髪(黒髪や濃い茶髪)に鮮やかなブルーやグリーンの瞳という印象的な組み合わせ(いわゆる「ブラック・アイリッシュ/ブラック・ケルト」)や、豊かな赤毛を持つ人が目立ちます。皮膚が極めて薄く、日焼けをすると赤くなりやすい色白肌もケルト系ならではの身体的特徴です。