18世紀の大英帝国拡大を経て、19世紀初頭にさらなる領土再編が行われます。1798年のアイルランド反乱を契機として、1800年に新たな合同法が成立。1801年 アイルランド併合が施行され、「グレートブリテン及びアイルランド連合王国」が成立しました。
しかし20世紀に入ると、アイルランド島南部で激しい独立運動が勃発します。1922年にアイルランド自由国が成立して南部が離脱し、プロテスタント系住民の多い北アイルランドのみが連合王国に残留しました。これに伴い、1927年に現在の正式国名へと改称されています。
現在のイギリス 正式名称 由来は英語で「United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland」、日本語では「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」と表記されます。私たちが日常的に使う「イギリス」という呼称は、江戸時代にポルトガル語の「Inglez(イングランド人)」が転訛して広まった日本独自の俗称です。
現在、イギリスを構成するイギリス4つの国 違いは明確に制度化されています。
イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4地域は、それぞれ独自の歴史、文化、旗を持ち、近年ではスコットランドやウェールズ、北アイルランドに個別の自治議会が設置されています。サッカーのFIFAワールドカップやラグビーの国際大会において、イギリスが1つの国ではなく4つの協会に分かれて代表チームを送り出しているのは、まさにこの歴史的経緯の表れです。