生活習慣病の予防や健康寿命の延伸を掲げる厚生労働省の各種指針においても、一過性の極端な制限ではなく、長期的に継続可能なライフスタイルの構築が強く推奨されている。また、日本肥満学会が提示するガイドラインでも、安全かつ効果的な減量には「行動療法」を通じた意識変容が不可欠であると位置づけられている。
両者が重視するのは、短期的に急激な体重増加・減少を繰り返す「ヨーヨーダイエット」の危険性だ。健康的な体型を維持するには、少なくとも6ヶ月以上の緩やかな習慣の定着が必要とされる。
ペアでの取り組みは、この「6ヶ月の壁」を突破するための最も強力なツールとなる。公的な機関が提唱する健康的で無理のない減量ペースを維持するためにも、相互監視と相互承認が組み込まれた人間関係のシステムが極めて効果的な役割を果たす。