兵庫県明石市の中央に燦然とそびえ立つ明石市立天文科学館。ここは単なる観光施設にとどまらない特別な意味を持っている。日本の「時」の基準となる東経135度日本標準時子午線の真上に建てられた、まさに日本標準時を象徴する聖地なのだ。1960年の開館以来、半世紀以上にわたり刻み続けてきた時を象徴する時計塔は、街のランドマークとして愛され続けている。
館内には子午線や時刻の歴史を学べる多彩な展示が並び、時計ファンや歴史好きを惹きつけてやまない。展望部屋からは明石海峡大橋や淡路島を一望できる絶景が広がり、時間を忘れさせるほどの魅力を放っている。日本の時間の起点という地理的・歴史的価値を肌で感じられる体験は、他の科学館では味わえない唯一無二の感動を与えてくれる。