いばらき大使の選定基準は、単に「茨城県で生まれたこと」だけにとどまりません。茨城県知事から直接委嘱状が手渡されるこの役職には、明確な選考基準が存在します。
茨城県が定める主な委嘱要綱によると、対象者は「県出身者または本県に深いゆかりがあり、県政の推進や魅力の発信に熱意を持つ各分野の第一人者」とされています。この「ゆかり」という条件がポイントで、親の出身地であったり、学生時代を茨城で過ごした人物、あるいは創作活動やスポーツの拠点を県内に置く人物も対象に含まれます。
例えば、過去には県外出身の文化人やアスリートが、茨城を舞台にした作品を手掛けたことや、県内チームでの顕著な活躍を評価されて委嘱を受けた事例もあります。また、非公認キャラクターから出発して絶大な知名度を獲得したねば~る君のような存在を柔軟に取り込む姿勢も、茨城県ならではのユニークな戦略です。