実際にアーモンドを日々の生活に取り入れる際、最も多くの人が迷うのが「結局、1日に何粒食べればいいのか」という摂取量です。厚生労働省が策定する「日本人の食事摂取基準」および文部科学省の「日本食品標準成分表」をもとに、客観的な数値を精査してみましょう。 成人女性におけるビタミンE(α-トコフェロール)の食事摂取基準(目安量)は1日あたり6.0mg、成人男性は7.0mgと設定されています。一般的な焙煎アーモンドの場合、可食部100gあたり約29〜30mgものビタミンEが含まれており、全食品の中でもトップクラスの含有率を誇ります。 アーモンド1粒の重さは約1.0〜1.2gであるため、1粒あたりのビタミンE含有量は約0.3mg前後。単純計算すると、1日20〜23粒(約25g)を食べることで、約6.0〜7.0mgのビタミンEを摂取でき、成人が1日に必要とする推奨目安量をほぼ完璧にカバーできます。 手軽に補給するアプローチとしては、市販の植物性ミルクや機能性加工品も選択肢に入ります。江崎グリコの「アーモンド効果」(200ml)などは、原料として凍結粉砕アーモンドやペーストを使いながらビタミンEを添加配合し、1パックで1日分のビタミンE(栄養素等表示基準値ベース)と食物繊維が確実に摂れる設計になっています。 ナッツ類および加工食品における栄養バランスの違いを、以下の比較表で整理しました。
このデータが示す通り、ビタミンEの補給効率という一点において、ホールアーモンドは他のナッツ類を圧倒しています。