Q1:三ノ宮駅構内で清太がもたれかかっていた柱は、現在も見ることができますか?
A1:当時のコンクリート角柱は、駅舎の改築や阪神・淡路大震災後の復旧工事、近年の駅前再開発に伴い、当時の露出した状態では現存していません。ただし、高架橋の基礎構造など街の骨格部分に昭和初期の面影が一部受け継がれています。
Q2:映画冒頭で駅員が投げ捨てたサクマドロップスの缶はどうなったのですか?
A2:劇中では、駅前広場の草むらに落ちた缶から節子の小さな骨のかけらがこぼれ落ち、そこから蛍が舞い上がって二人の魂が再会する幻想的なシーンへとつながります。史実においても、身元不明の遺留品は駅周辺の草むらや瓦礫の中に打ち捨てられるケースが多々ありました。
Q3:神戸大空襲の痕跡を実際に見学できる場所はどこですか?
A3:神戸市立御影公会堂の地階にある「御影公會堂記念資料室」で、当時の空襲被害の写真や被災資料を見学できます。また、神戸市内の各所に点在する戦災慰霊碑や、西宮市のニッカ池周辺の風景からも当時の空気感を感じ取ることができます。
Q4:作中の節子と清太には、実在のモデルがいたのですか?
A4:清太は原作者である野坂昭如氏自身、節子は野坂氏の妹(1歳4ヶ月で餓死した福代、および幼少期に亡くした妹の恵子)がモデルです。ただし、小説およびアニメ映画ではドラマ性を高めるために年齢設定(節子は4歳設定)や人物描写の一部に創作が加えられています。