近年、ヘアケア業界を席巻しているのが「酸性ストレート(または酸性縮毛矯正)」と呼ばれる技術です。従来の縮毛矯正はアルカリ性の薬剤を使用するため、髪のキューティクルを無理に開く必要があり、これがダメージの主因でした。しかし、髪のpHに近い酸性領域で作用する薬剤が登場したことで、状況は一変しました。
これにより、「ストレートパーマのような自然な柔らかさ」と「縮毛矯正のようなくせを伸ばす力」を両立させることが可能になりました。ダメージ毛やブリーチ毛でも施術できるケースが増え、従来の2択という枠組み自体が変わりつつあります。ただし、これも万能ではなく、美容師の薬剤選定のセンスがシビアに問われる技術です。