「ブラジル産の鶏はホルモン剤で巨大化されている」という噂を耳にしたことがあるかもしれない。結論から言えば、これは誤解だ。ブラジルでは法律で鶏への成長ホルモン使用が厳しく禁止されている。そもそも、ホルモン剤を投与するコストよりも、品種改良と栄養管理で育てる方が圧倒的に安上がりだからだ。
一方で、抗生物質に関しては注意が必要だ。病気予防のために飼料に混ぜられることがあるが、日本へ輸出される際には「休薬期間」が厳格に定められている。出荷前に体内から薬物が抜ける期間を設けるルールだ。日本の検疫での残留検査でも、この基準は厳しくチェックされている。