フロアを歩くと、まばゆい光の洪水に圧倒される。クレーンゲームの設置台数は地域最大級。しかし、数が多いだけではない。景品のラインナップが、今のトレンドを恐ろしいスピードで反映している。SNSでバズっているキャラクターの限定ぬいぐるみや、ここでしか手に入らないコラボグッズがずらりと並ぶ。通路を歩くだけで、物欲が刺激されていくのがわかる。
さらに面白いのは、店内のいたるところに用意された「撮影スポット」だ。ゲットした景品をその場で可愛く撮影し、TikTokやInstagramに即座にアップできる工夫が凝らされている。ただ景品を獲るだけでなく、そのプロセスと喜びをシェアする。この一連の体験デザインが、スマートフォンの画面から離れられない若者たちを惹きつけてやまない理由なのだろう。