水やりのタイミングと同じくらい重要なのが「水温」だ。夏の水道水は生ぬるく、冬の水道水は冷たすぎる。特に冬場、10℃以下の冷たい水道水をそのまま与えると、熱帯育ちの胡蝶蘭は強いショックを受け、根の細胞が破壊されてしまう。
理想的な水温は常温、およそ20℃前後のぬるま湯だ。水やりをする数時間前にバケツへ汲み置きし、室温になじませてから与えるのが基本である。また、水道水に含まれる塩素やカルキも、敏感な根にはストレスとなる。汲み置きによって塩素を飛ばした水を使うか、浄水器を通した水を使うことで、根の発育は見違えるほど良くなる。