部活動に励む高校生を悩ませる特有の問題が、プールの塩素による身体的ダメージです。特に高校水泳部の髪色や塩素対策は、校則との兼ね合いからも切実な問題となっています。長時間の水中練習によって髪のキューティクルが破壊され、黒髪が自然と赤茶色や緑がかった色に変色してしまう現象が頻発します。
学校側から「髪を染めているのではないか」と誤解を受けないよう、あらかじめ「地毛登録」や「水泳部証明書」を提出する高校も存在します。現場のスイマーたちは、塩素除去専用のシャンプーや高保湿ヘアトリートメントの導入、シリコンキャップの内側にメッシュキャップを重ねる二重装着など、日々の入念なヘアケアとスキンケアでダメージを最小限に抑える工夫を凝らしています。