数あるバリエーションの中でも不動の人気を誇るのが、ほうれん草としめじの和風パスタです。この味付けを完璧に決める鍵は、調味料の配合比率と投入タイミングにあります。
プロが推奨するバター醤油パスタ黄金比は、パスタ1人前(乾麺100g)に対して「醤油:大さじ1」「有塩バター:10g」「みりん:小さじ1」です。みりんの微量な糖分が醤油のカドを丸くし、奥行きのある甘みをもたらします。さらに、にんにくのみじん切りをオリーブオイルまたは少量のサラダ油で弱火加熱するにんにく醤油炒めの手法をベースにすることで、食欲をそそる芳醇なアロマが立ち上ります。
忙しい日には、めんつゆ簡単パスタレシピも非常に有効です。2倍濃縮のめんつゆ大さじ1.5にバター10gを合わせるだけで、だしの効いた本格的な和風ソースが完成します。ここで差がつく失敗しないプロの隠し味が「昆布茶(または和風顆粒だし少々)」と「パスタの茹で汁大さじ2」です。茹で汁に含まれるでんぷん質とフライパンの油分を激しく揺すりながら混ぜ合わせることで、ソースが白濁してトロリとなじむ「乳化」が起き、麺一本一本に旨味がしっかりと吸着します。