姉・紀子さんの経歴を語る上で外せないハイライトが、かつて東京都世田谷区三軒茶屋で営んでいた輸入雑貨店の経営です。
この店舗は単なる趣味の延長ではなく、ヨーロッパ各地から買い付けたセンスの良いアンティーク雑貨や生活小物を扱う本格的なセレクトショップでした。特筆すべきは、この店の名付け親が義弟にあたる元F1ドライバーのジャン・アレジ氏だったという点です。
後藤久美子さんとジャン・アレジ氏の関係は1990年代半ばからスタートし、フランス・スイスを生活拠点としましたが、アレジ氏は久美子さんの日本の家族に対しても深い敬意と親愛の情を抱いていました。来日時には姉の店へ立ち寄ったり、フランス現地からの資材調達やコンセプト作りに助言を与えたりするなど、温かい家族ぐるみの支援があったと当時のカルチャー誌等で報じられています。
その後、時代の移り変わりとともに店舗運営には一区切りがつけられ、現在その店舗は存在していません。姉の紀子さんは会社経営の第一線からは退いており、過度な商業活動や露出を避けた穏やかな私生活を送っていると見られます。妹が欧州と日本を行き来する多忙な日々を送る中でも、精神的な拠り所としての絆は絶え間なく続いていることが伺えます。