ボリューミーな見た目から「高カロリーで太りやすいのではないか」と懸念されることの多い厚焼き玉子サンド。実際の厚焼き玉子サンドカロリーと栄養バランスを科学的に検証してみましょう。
一般的なコンビニの「たまごサンド(茹で卵+マヨネーズ)」は、卵1個半〜2個に対して大量のマヨネーズ(大さじ2以上)が使われており、1パックあたり320〜380kcal、脂質が20g前後に達します。マヨネーズ由来の脂質が総カロリーの半分以上を占めているのが実情です。
一方、家庭で作る王道の出汁巻きタイプ(卵3個、出汁、6枚切り食パン2枚、薄塗りバター)の場合、総カロリーは約450〜490kcalとなります。数値だけ見ると出汁巻きサンドの方が高く見えますが、その内訳は根本的に異なります。
出汁巻きサンドは卵3個を使用するため、良質なタンパク質が約18〜20gも摂取できます。これは成人が1食に必要とするタンパク質量をほぼ満たす数値です。さらに出汁を効かせることでマヨネーズの使用量を極限まで抑えられるため、脂質の多くは卵黄由来のレシチンやビタミン類を含んだ質の高いものとなります。炭水化物(食パン)とタンパク質(卵)がバランスよく摂取できるため、腹持ちが極めて良く、間食を防ぐ効果も期待できます。