旅行レビューサイトやSNS、個人ブログを精査すると、ホテルマハイナの評価は綺麗に二極化しています。高評価の多くが「広大な部屋」「沖縄では希少な温泉」「充実した朝食」を称賛する一方、低評価のほとんどは「水回りの古さ」「壁の薄さ」「空調の一括管理」に集中しています。
ホテルマハイナの開業は2000年4月。リゾート建築としての躯体は堂々たる風格を保っているものの、築25年以上が経過している事実は否めません。特に未改修のスタンダードフロアでは、3点ユニットバスのタイルの質感やレバー式水栓、鍵穴式のルームキーなどに時代の名残を感じる場面があります。「新築ピカピカのラグジュアリーホテル」を想像して訪れた旅行者が、チェックイン直後に落胆してしまう構造的なミスマッチが、「がっかり」というキーワードを生み出す正体です。
ただし、現場では段階的なリノベーションが継続して進められています。客室のフローリング化や壁紙の刷新、コンセント・USBポートの増設など、滞在ストレスを減らす改修が施されており、「清掃が行き届いていて想像よりずっと快適だった」という声が実際の多数派を占めています。古いこと自体よりも、どのグレードの客室を予約したかが満足度の分水嶺となっています。