話題沸騰中の ホンダ変革の異端児・三部正博の真実:脱エンジンを決断したエンジニア社長の執念と破調について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。

三部正博のビジョンは、地上を走る四輪車にとどまらない。彼はホンダを「移動の可能性を広げる総合モビリティカンパニー」と位置づけている。

その代表例が「eVTOL(電動垂直離着陸機、いわゆる『空飛ぶクルマ』)」や、低軌道人工衛星向けの小形ロケット開発だ。さらに、ガソリン車時代の「馬力」に代わる競争軸として、車載ソフトウェアで車の価値を高める「SDV(Software-Defined Vehicle)」の開発にも巨費を投じている。

「陸・海・空・宇宙」すべての領域で技術を交差させ、新しい移動価値を生み出す。この構想は、本田宗一郎が夢見た「技術で人を自由にする」精神の現代的アプローチと言えるだろう。