経済と安全保障の一体化は、もはや世界のグローバルスタンダードだ。高市氏が主導してきた経済安全保障推進法は、日本の産業基盤を防衛する大口径の盾となった。そして今、次のステージとして社会実装が進むのがセキュリティ・クリアランス制度だ。
機密情報を扱う民間人や研究者に対して適性評価を行うこの制度は、海外との共同研究やビジネスにおいて「日本排除」を防ぐ必須条件である。先進国並みの情報保全基準を満たさなければ、国際共同開発の土俵にすら立てない。ビジネスの現場からは懸念の声も上がったが、国家の信用力を国際水準に引き上げるためには避けて通れない試練なのだ。