SEKAI NO OWARIの代表作である名作アルバム『ENTERTAINMENT』に収録された楽曲「ピエロ」。この曲は、単なるポップソングにとどまらない深いメッセージを秘めている。作詞を手掛けたFukaseが描いたのは、「自分を犠牲にしてでも誰かを笑顔にしようとする者の切なさと強さ」だ。
Saoriの繊細なピアノリフとNakajinの綿密なサウンドプロデュースが融合した「ピエロ」は、転んでも立ち上がり、観客を喜ばせるサーカスの道化師の姿を、傷つきながらも音楽を届ける自分たちの姿に重ね合わせている。転倒しても笑ってみせる歌詞の背後には、バンドがメジャーシーンへと駆け上がる過程で抱えた葛藤と覚悟がにじみ出ている。