結論から言えば、乾燥機の中でライターが爆発・発火する可能性は極めて高い。東京消防庁が公表している火災統計や注意喚起情報によると、洗濯・乾燥工程における火災原因の上位には常に「異物混入による過熱・可燃性ガスの着火」が挙げられている。密閉された熱空間の中で、圧力容器であるライターがどこまで耐えられるかという実験でも、驚くほど短時間で破損に至るケースが確認されている。
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の事故動向調査でも、衣類乾燥機内でプラスチック製ライターが破損し、周囲の衣類を激しく燃焼させた事例が報告されている。特に近年の高効率化された機器はドラム内の昇温スピードが速い。そのため、利用者が「少しくらい大丈夫だろう」と放置したわずか数分の間に、取り返しのつかない破裂事故へと発展する。