もともとショーンというキャラクターは、アードマンの看板作品『ウォレスとグルミット』シリーズの『危機一髪!』(1995年)に脇役として初登場したのが始まりだった。発明家ウォレスと賢い犬グルミットが繰り広げるスラップスティックな大騒動の中で、ひときわ異彩を放った一頭の羊。それがショーンだ。
ドタバタ劇の中に潜むウィット、人間味あふれるキャラクター表現、そして思わずクスリと笑ってしまうシニカルな英国流ユーモア。その遺伝子は独立した単独シリーズとなった『ひつじのショーン』にも色濃く受け継がれており、普遍的な面白さとして国境を越えて愛され続けている。