小梅というあまりに重い役柄を背負った当時17歳の大路恵美は、その後どのような女優人生を歩んだのか。彼女はアイドル的人気に安住することなく、地道かつ着実に演技派としてのキャリアを積み重ねてきた。
テレビの2時間サスペンスや時代劇、さらには現代演劇の舞台に至るまで、多種多様なフィールドで活躍。小梅役で見せた繊細な感情表現は、年輪を重ねるごとに陰影を深め、円熟した大人の表現力へと昇華されている。派手なスキャンダルとは無縁のまま、職人肌の女優として真摯に役柄と向き合い続ける彼女の姿勢は、業界関係者からも高く評価されている。