Q1:砂浜に打ち上げられている茶色いヒトデ(モミジガイ)は素手で触っても大丈夫?
A1:触るだけであれば、皮膚からテトロドトキシンが吸収されることはないため基本的には無害です。ただし、触った手で目や口に触れると体内に毒素が移行する恐れがあるため、触れた後は速やかに真水と石鹸で手を洗浄してください。また、ペット(犬など)が散歩中に口に咥えてしまうと命に関わるため、絶対に近づけないよう管理してください。
Q2:オニヒトデは沖縄以外の本州の海にも生息していますか?
A2:生息しています。黒潮が流れる房総半島、三浦半島、伊豆半島、八丈島、紀伊半島、高知県、鹿児島県などの太平洋沿岸で定着や目撃が確認されています。海水浴場の浅瀬に入り込むことは稀ですが、岩礁帯やダイビングポイントでは本州であっても遭遇するリスクが十分にあります。
Q3:イトマキヒトデを触った手を洗わずに目や口を触るとどうなりますか?
A3:イトマキヒトデの体表粘液には界面活性作用を持つ「アステロサポニン」が含まれています。粘膜に付着すると激しい充血、痛み、結膜炎を引き起こす可能性があります。また、口に入ると強烈な苦味とともに口腔粘膜の刺激や吐き気をもよおすことがあるため、速やかに流水で洗い流してください。
Q4:ヒトデに刺された時、クラゲのように酢(食酢)をかけてもいいですか?
A4:酢をかけてはいけません。ハブクラゲなどの刺胞毒に対して酢は有効ですが、オニヒトデの毒は刺胞ではなくタンパク質毒素であるため、酢による除痛・解毒効果は一切ありません。むしろ皮膚への刺激を増す可能性があります。必ず「40〜45度の温湯(お湯)」に浸す処置を行ってください。