第二次決戦(群青バトル)における麗日お茶子とトガヒミコの一騎打ちは、本作における最大の感情的クライマックスの一つです。「普通」の枠組みから外れ、自らの「好き」を貫くあまり破壊者となったトガに対し、お茶子は彼女の存在を頭から否定せず、一人の人間として向き合う道を選びました。
激闘の最中、お茶子の個性「無重力(ゼログラビティ)」は極限状態で覚醒を果たします。触れた対象だけでなく、無重力化した物質からさらに周囲の物体へと浮力を伝播・連鎖させる広範囲技を展開。トガが変身・複製した無数のトゥワイスの群れを宙へと浮かべ、戦況を劇的に打開しました。
激しいぶつかり合いの末、重傷を負ったお茶子に対し、トガは自らの意思で変身を解いて輸血を行いました。命の危機に瀕したお茶子をトガが命懸けで救うという壮絶な展開から、当時は読者の間で「お茶子死亡説」が飛び交うほどの衝撃を与えましたが、結果としてお茶子は生還し、トガの想いと記憶をその胸に深く刻み込むこととなったのです。