一大旋風を巻き起こしたお笑い第七世代の現在の状況を俯瞰すると、かつての狂乱とも言える一括りブームは完全に終息し、個々の実力による冷徹な選別が行われたことが分かります。
ブームの熱狂が去った後、確固たる地位を維持しているのは、確かなネタ作りの地力を持っていた実力派たちです。霜降り明星が個々の才能を尖らせてマルチタスクに活躍を広げ、ハナコが王道コント番組やドラマ界で独自のポジションを確立したように、ブームという追い風を自らのスキルで推進力に変えた芸人だけが生き残りました。
「第七世代」というパッケージから脱却し、中堅芸人としての確固たるスキルを身につけた彼らは今、バラエティのひな壇を支える中核として、また次世代を迎え撃つ頼もしい壁として君臨しています。