安藤優子氏の人生を振り返る上で避けて通れないのが、1度目の結婚とその終焉です。安藤氏の結婚歴は合計2回であり、それぞれ異なる葛藤と決断が存在しました。
1度目の結婚は1989年、お相手は大手広告代理店・電通に勤務する敏腕企画プロデューサーの男性でした。しかし、この結婚生活はわずか約3年半後の1993年3月にピリオドを打つことになります。離婚理由として当時語られたのは、キャスターとしての多忙を極める生活リズムのすれ違いと、お互いのキャリア観の衝突でした。
当時のテレビ界は、女性キャスターが結婚して家庭に収まることが半ば当然視されていた時代です。その中で安藤氏は、国内外の紛争地取材や重大事件の現場リポートなど、命がけのジャーナリズムに身を投じる道を選択しました。家庭と仕事の天秤ではなく、「報道の現場で生きる」という個人のアイデンティティを最優先した結果の破局であったといえます。