横須賀線の風景を劇的に変えたのが、順次投入が進められてきたE235系電車だ。かつての主力を担ったE217系電車からの置き換えが完了に近づくにつれ、車内環境のクオリティは飛躍的に向上した。
E235系電車の最大の特徴は、デジタルサイネージを活用した情報発信と、車内フリーWi-Fiおよび全席電源コンセント(グリーン車)の完備にある。普通車であっても各ドア上に大型液晶ディスプレイが配置され、リアルタイムの乗換案内や運行情報がわかりやすく表示される。また、各車両に設置された監視カメラやバリアフリー設備の充実は、防犯面・安全性においても高い評価を得ている。
長距離移動の強い味方である2階建てグリーン車にも注目したい。モバイルSuicaを利用した事前改札システム「グリーン券」のスムーズな購入はもちろん、E235系では全座席にコンセントが設置されたことで、車内でのパソコン作業やスマホ充電が非常に快適になった。静かな空間で集中したいビジネスパーソンや、旅の移動時間をリラックスして過ごしたい旅行者にとって、ワンランク上の移動体験が手軽に手に入る。