父・滋さんから飯塚繁雄さんへと引き継がれた北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)の代表ポストに、横田拓也氏が就任したのは大きな転換点だった。運動の中心が「被害者の親世代」から「兄弟姉妹世代」へと移る中、彼は組織の新リーダーとして組織の改革と発言力の強化を図ってきた。
現在の主な活動は多岐にわたる。日本政府拉致問題対策本部との定期的な協議、歴代首相や外務大臣への直接要望、さらにはアメリカをはじめとする国際社会への働きかけだ。単に悲劇を訴えるにとどまらず、国際情勢の分析に基づいた実効性のある外交戦略を政府に促す姿勢は、国内外の外交筋からも高く評価されている。