食のフロアに足を踏み入れると、オープンキッチンの活気と芳醇なスパイスの香りが鼻腔をくすぐる。ここでしか味わえない限定メニューの数々は、食通たちが足繁く通う最大の理由だ。8階のフードホールエリアには、神奈川ローカルのクラフトブルワリーとタッグを組んだペアリングメニューや、三浦半島の契約農家から直送される旬野菜を主役に据えたモダンビストロが軒を連ねる。昼下がりのランチタイムには、限定20食の特製プレートを求めてオープン前から静かな列ができることも珍しくない。
さらに注目すべきは、スイーツやベーカリーの充実度である。パティシエが目の前で仕上げる出来立てのミルフィーユや、厳選された発酵バターの香りが漂うクロワッサンは、手土産としても圧倒的な支持を誇る。ショップフロアへ目を向ければ、国内外から選び抜かれたコスメティクスや、クラフトマンシップが息づくレザーグッズが並ぶ。シーズンごとに刷新されるポップアップスペースでは、気鋭のデザイナーによる一点物が突如として店頭に並び、訪れるたびに新たな出会いをもたらしてくれる。