「伝統を守る最良の方法は、変わり続けることにある」――。そう語るのは、株式会社江戸清の舵を取る高橋伸昌氏だ。創業1894年(明治27年)の精肉店から始まった歴史は、今や時代の舌をうならせる最新トレンドの発信基地へと進化を遂げている。
現在展開されている新商品は、単なる具材の変更にとどまらない。選び抜かれた国産素材のポテンシャルを極限まで引き出し、現代人の軽やかな嗜好に合わせた繊細な油分のバランス調整など、緻密な再設計が施されている。独占取材で明らかになったのは、食感のコントラストを極限まで追求した限定ラインナップの存在だ。伝統の中華料理の技法にフレンチや和の食材解釈をクロスオーバーさせたそのアプローチは、訪れるリピーターの好奇心を刺激してやまない。