ビデオリサーチの関東地区世帯視聴率データによると、初回視聴率19.5%でスタートした本作は、口コミと緻密なサスペンス要素で右肩上がりに数字を伸ばし、最終回(第11話)で驚異の40.0%(瞬間最高視聴率42.8%)をマークしました。これは21世紀の日本の民放連続ドラマにおいて、後年の『半沢直樹』と並ぶ歴代最高峰の金字塔です。
東日本大震災が発生した2011年という激動の時代背景において、家族の絆の脆さと再構築を鋭く描いたテーマ性は、多くの視聴者の心の奥底に深く刺さりました。無表情なミタさんが発する「承知しました」「それは業務命令でしょうか」「それはあなたが決めることです」という冷徹な決め台詞は流行語となり、日常会話やメディアで模倣される社会現象へと発展したのです。