1953年にNHK専属女優第1号としてデビューして以来、日本のテレビ史そのものとして君臨してきた黒柳徹子。特にテレビ朝日系列で放送され続けている『徹子の部屋』は、ギネス世界記録にも認定された唯一無二のロングランプログラムだ。何千人ものゲストの本音を引き出してきた彼女の驚異的な傾聴力は、多様な個性を持つ兄弟の中で揉まれ、育まれたコミュニケーション能力の賜物と言っても過言ではない。
芸能界のトップランナーとして何十年も走り続ける圧倒的なスタミナと好奇心。その背景には、常に「自分らしく生きる」ことを肯定してくれた家族の存在がある。年齢を重ねても衰えることのない瑞々しい感性は、テレビ業界全体に多大な影響を与え続けている。