最高裁判所によって死刑判決が確定してから久しい。林真須美死刑囚は現在も大阪拘置所に収容されており、執行の恐怖と隣り合わせの日々を過ごしている。面会制限が厳しい中、健治氏や成長した子どもたちは、アクリル板越しに家族の絆をつなぎ止めようとしてきた。
加害者家族として苛烈なバッシングを受けてきた子どもたちの葛藤も計り知れない。「死刑囚の子供」という烙印を押され、名前を変え、社会の偏見と闘いながら生きてきた。長男はメディアの前で実名を伏せつつ、母への想いと事件に対する疑問を告白している。大阪拘置所の面会室で交わされる短い言葉のやり取りには、罪と罰の狭間で引き裂かれた家族の苦悩が凝縮されている。