和歌山御坊の名店「うなぎの川常」徹底解剖!行列攻略と実食検証の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。
川常のメニューを開くと、その潔い構成と良心的な価格設定に目を奪われます。都市部の相場と比較して1〜2割から場合によっては3割近く割安な水準を保ちながら、盛り付けられる鰻の量と質は妥協を知りません。
代表的な品目として真っ先に名前が挙がるのが「うな重 特上」です。重箱の蓋を開けると、タレを纏って飴色に輝く蒲焼が一面に敷き詰められているだけでなく、ご飯を食べ進めると中からさらに香ばしい蒲焼が現れる「中挟み(二段盛り)」仕様となっています。蒸しを入れない関西風ならではの力強い食感が、熱々のご飯の中で蒸らされることで絶妙なしっとり感を獲得し、最初の一口とは異なる二重の美味を体感できます。
もうひとつの双璧が「ひつまぶし」です。細かく刻まれた地焼きの蒲焼はカリカリとした皮目の香ばしさが一層際立ち、まずはそのまま、次に薬味(山葵・葱・海苔)を添えて、最後は出汁を注いでお茶漬けとして流し込む三段階の味覚変容を堪能できます。
メニュー項目詳細・ボリューム仕様一般的な専門店相場編集部の見解・評価うな重(特上)蒲焼1.5尾相当、ご飯の間にも蒲焼が入る二段仕立て(肝吸い・香の物付)5,500円〜7,500円前後問屋直営の真骨頂。ボリュームと価格のバランスにおいて全国屈指の満足度を誇る。うな重(上・並)日常使いや軽めの食事に適した1尾〜3/4尾サイズ(肝吸い・香の物付)3,800円〜4,800円前後並であっても鰻の身の厚みと焼きの技術は同等。小食な方やシニア層に最適な選択肢。ひつまぶし刻み鰻、特製出汁、薬味セット(刻み海苔、山葵、青葱)4,500円〜6,000円前後香ばしい皮目が出汁と合わさることで旨味が溶け出す。最後まで脂もたれせず完食可能。白焼き・肝焼きタレを使わず炭火で焼き上げた一品、新鮮な肝の串焼き白焼き3,500円〜 / 肝焼き800円〜鰻本来の鮮度と泥臭さの皆無を証明する皿。酒肴としても極上の完成度。