全国区のメディアで報じられるイメージと、地元・和歌山における鶴保氏の評判には明確な温度差が存在します。現地での取材や有権者の声を検証すると、その根強い支持基盤の理由が見えてきます。
「中央のワイドショーでどう言われようと、鶴保さんは紀南の道路整備や港湾防災を本気で国に掛け合ってくれた。災害時の孤立を防ぐ命の道を通したのは彼の実績だ」――これは和歌山県内の自治体関係者から聞かれる代表的な意見です。
和歌山県は地形上、台風や豪雨による土砂災害リスクが高く、近畿自動車道紀勢線などの道路整備は県民生活の死活問題です。鶴保氏は国交副大臣や党幹部としてのパイプを活かし、予算確保に奔走してきました。ネット上では過去のスキャンダルを蒸し返す批判的な声が一部に見られるものの、「地域の課題を具体的に解決してくれる実行力」という実利面において、地元有権者から厚い信頼を得ています。