SNS等で定期的に話題となる「保険証の色で年収や職業ランクが特定される」という説は、半分正しく、半分は誤りだ。
確かに、カードの色を見れば「大企業にお勤めなのか」「中小企業の社員なのか」「自営業・自由業なのか」といった大まかな職種分類の推測は可能だ。例えば、大企業が独自に設立する健康保険組合の保険証は特定のオリジナルカラーを採用していることが多く、一目で企業のグループ規模が推察できるケースがある。
しかし、色そのものが個人の年収や役職に直結しているわけではない。同じ会社に勤めていれば、新入社員であっても役員であっても同じ色のカードが発行される。つまり、「色で年収が露骨にバレる」というのは都市伝説に過ぎず、色分けが直接的に個人年収を示している事実はない。