十代の熱狂を通り抜けた彼女が次に挑んだのは、本格的なドラマやアクションの世界だった。東映が制作を手掛けた金字塔的アクションドラマ『プレイガール』シリーズや、ハードボイルドの最高峰『Gメン'75』への出演は、彼女のキャリアに決定的な厚みをもたらした。
ミニスカートのコメディヒロインから、銃を構え、影のある大人の女性へ。体を張ったアクションシーンや心理描写の巧みさは、業界関係者を唸らせるに十分だった。お茶の間のアイドルから、骨太な実力派へ。東映作品特有の泥臭さとスリリングな映像美の中で、彼女の放つ華麗な存在感は異彩を放っていた。