この現象の爆発的な認知拡大に一役買ったのが、動画プラットフォームの台頭だ。TikTokでは関連するハッシュタグをつけたショート動画が数多く投稿され、何百万回と再生された。「フードコートでキョロキョロ食べ物を探す姿」「靴を履くときのかかとをトントンする仕草」など、誰もが日常で遭遇し得る絶妙なシーンが面白おかしく切り取られ、共有されていった。
YouTubeのトーク番組や、人気バラエティ番組『あざとくて何が悪いの?』といったメディアでも、この問題はたびたび白熱する議論のテーマとなった。番組内でタレントたちが明かす独特な「冷め体験」は、視聴者に「自分だけではなかった」という安堵感をもたらす一方で、「何でもかんでも冷める理由にしてしまう風潮」に対する賛否両論の議論を巻き起こすこととなった。