豪州とNz国旗の違いは?星と歴史の真相・瞬時の見分け方を徹底解説

豪州とNz国旗の違いは?星と歴史の真相・瞬時の見分け方を徹底解説

豪州とNz国旗の違いは?星と歴史の真相・瞬時の見分け方を徹底解説の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

「あまりにオーストラリア国旗と似ており、かつ旧宗主国イギリスの植民地色(ユニオンジャック)が強すぎる」という問題意識から、ニュージーランドでは国家の象徴を根本から刷新しようとする歴史的な試みが行われました。

それが、2015年から2016年にかけて実施された「ニュージーランド国旗変更国民投票」です。当時のジョン・キー首相が強力に推進し、1万点を超える公募案の中から選ばれたのが、NZの国花・象徴であるシダの葉をあしらった「シルバーファーン(カイル・ロックウッド案)」でした。

オールブラックス(ラグビーNZ代表)の象徴としても世界的に親しまれるシルバーファーン旗への刷新は有力視されましたが、結果は「現行旗の維持:56.6%」「新旗への変更:43.2%」となり、歴史的否決に終わりました。

現地取材や市民の世論調査で浮き彫りになったのは、単なるデザインの好悪を超えたリアルな葛藤です。退役軍人会(RSA)を中心とする層からは、「第一次・第二次世界大戦で、我々の先祖はこの現行国旗の下で命を落とした。旗を変えることは歴史の冒涜だ」という強烈な反発が巻き起こりました。また、国民投票の実施に投じられた約2600万NZドル(約20億円)もの公費に対する「税金の無駄遣い」という批判も重なり、変更へのハードルは極めて高い現実が証明されたのです。

山崎 陸
Author

山崎 陸

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。