カイトを語る上で欠かせないのが、具現化系念能力である「気狂いピエロ(クレイジースロット)」の存在です。意思を持ち、カイトに対して軽口や悪態をつきながら1〜9の武器をランダムにルーレット抽出するこの不気味なピエロの声を担当したのは、声優界の至宝・古川登志夫氏でした。
『ドラゴンボール』のピッコロ役や『ONE PIECE』のポートガス・D・エース役で知られる古川氏が、高めのトーンで繰り出す「うっとうしい!」「ハズレだ〜!」といった狂気的なセリフ回しは、カイトのストイックな性格との強烈なコントラストを生み出しました。池田秀一氏と古川登志夫氏という、『機動戦士ガンダム』(シャアとカイ・シデン)をはじめ幾多の名作で共演してきた大御所同士の掛け合いは、声優ファンにとっても至高の贅沢として語り草になっています。