目上の人への労いや感謝を伝える際、より好まれるフレーズが「コセン(苦労)」を用いた表現です。ハングルでは【고생하셨어요(コセンハショッソヨ)】、よりフォーマルには【고생하셨습니다(コセンハショッスムニダ)】と言います。
「スゴ(受苦)」と「コセン(苦労)」の決定的な違いは、「評価」か「共感・感謝」かという点にあります。
「スゴ」が作業や役割の遂行に対するねぎらいであるのに対し、「コセン」は相手が費やした大変な努力や苦労そのものに寄り添うニュアンスを持ちます。そのため、厳しい業務を終えた上司や、長時間の移動・作業を共にした年長者に対しては、「コセンハショッスムニダ(大変ご苦労をおかけしました/お疲れ様でございました)」と伝えるのが礼儀にかなった表現となります。