サークルを設置すればそれで終わり、というわけではない。設置する室内全体の環境整備こそが、事故を未然に防ぐ決定打となる。エアコンの風が直接当たる場所や、スピーカー付近の重低音が響く部屋は避けなければならない。非常に聴覚が鋭い小型哺乳類にとって、人間の生活音や不規則な振動は激しいストレス要因となるからだ。
また、サークルの周囲に飛び移れるような踏み台(クッションや箱など)を置かない配置づくりも重要だ。ほんのわずかな足がかりを利用して囲いを乗り越えるケースは実に多い。飼い主が目を離した隙の「まさか」を完全に排除することが、部屋んぽを安全な日課にするための鉄則である。