感動的な人間ドラマが光る一方で、『海底鬼岩城』は「歴代で最も怖いドラえもん映画」としても頻繁に名前が挙がります。その最たる要因が、アトランティスの防衛兵器であるポセイドンと、その配下の機械兵たちです。
冷徹な機械音とともに深海を巡回する「鉄の魚(テツノサカナ)」や、神話を模した不気味な巨大神像ポセイドンが発する無機質な威圧感は、当時の子供たちに強烈な恐怖を与えました。さらに「人類滅亡のカウントダウン」や「水圧で押し潰される恐怖」といったリアルな危機描写が、サスペンスとしての完成度を極限まで高めています。