ステマ騒動と並び、ネットコミュニティに決定的な衝撃を与えたのが大手エンターテインメント企業「DMM.com」による買収と運営の事実でした。2016年、告発報道をきっかけに、はちま起稿がすでに個人運営の手を離れ、DMMの息がかかった法人によって買収・運営されていた事実が白日の下に晒されたのです。
調査報道によって明らかになった運営スキームは極めて複雑でした。DMMはサイトを直接保有する形を避け、仲介会社や関連企業を経由させて実質的な運営母体をカモフラージュしていました。発覚当時、DMM側は「メディア事業の一環として取得したが、管理体制に問題があった」として買収の事実を認め、責任者が謝罪する事態に追い込まれました。
批判の嵐を受けたDMMは即座に事業の売却を発表し、はちま起稿の権利は別のWEBマーケティング企業へと転売されました。一個人が運営しているかのように見せかけながら、裏では大企業の資本とマーケティング戦略が動いていたという構図は、まとめブログ界隈の不透明さを象徴する事件として記録されています。