東欧の盲目の予言者として知られるババ・ヴァンガの予言は、9・11同時多発テロやチェルノブイリ原発事故を予知したとして、今なおネット上で熱烈な信奉者を集めています。彼女が遺したとされる未来年表では、2026年の予言最新トピックとして地政学的緊張の極大化や異常気象の常態化が挙げられており、不穏な世界情勢と結びつけられて拡散されています。
一方、アメリカの「眠れる予言者」として膨大なリーディング記録を残したエドガー・ケイシーの予言一覧を紐解くと、大陸の変動や超古代文明の浮上といったダイナミックな地殻変動説が目立ちます。しかし、残された公式記録を追跡調査すると、出所不明のネット創作がヴァンガやケイシーの名を借りて流布されているケースが後を絶ちません。著名な預言者の権威を借りることで信憑性を偽装する手法は、情報化社会における典型的なフェイクニュースのパターンといえます。