映像業界の金銭構造はいま、歴史的な過渡期にある。民放の連続ドラマにおける主演ギャラが1話あたり200万〜300万円前後で推移してきたのに対し、グローバル資本が流入するプラットフォーム作品では、その数倍にのぼる異例の提示が日常化しつつある。最前線を走る30代女優のギャラ水準もまた、かつてない格差と高騰を見せているのが実情だ。
あるキー局編成幹部は「単に視聴率を取るためのネームバリューではなく、海外市場でどれだけ再生数を稼げるかという実利的な指標で出演料が再計算されている」と明かす。裏では、これまで表に出てこなかった大型の未発表プロジェクトが複数蠢いている。歴史物と現代サスペンスを交差させた大規模エンターテインメント作品や、世界配信を前提としたダークファンタジーなど、既存の枠組みを根底から覆す企画の主演候補として、彼女たちの名が相次いで挙がっているのだ。