国内外の原発事故一覧と教訓!最悪レベル7から日本の最新安全基準を検証にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
原子力施設で発生したトラブルや事故の影響度を国際的に統一された指標で示すため、国際原子力機関(IAEA)と経済協力開発機構原子力機関(OECD/NEA)が策定したのがINES(国際原子力事象評価尺度)です。尺度はレベル0(尺度以下)からレベル7(深刻な事故)までの8段階に区分されています。
レベル区分主な該当事例レベル7深刻な事故チェルノブイリ原発事故(1986年)、福島第一原発事故(2011年)レベル6大事故ウラル核惨事(キスチム事故 / 1957年・旧ソ連)レベル5施設外へのリスクを伴う事故スリーマイル島原発事故(1979年・米)、ゴアニア被曝事故(1987年・ブラジル)レベル4施設内での重大な事故東海村JCO臨界事故(1999年・日)、サン・ローラン原発事故(1969年・仏)レベル3重大な異常事象美浜発電所3号機配管破断事故(2004年・日)、動燃アスファルト固化処理施設火災爆発(1997年・日)
世界的な深刻度ランキングの頂点に位置するレベル7は、「大量の放射性物質が外部に放出され、広範囲にわたる健康被害や環境破壊を引き起こし、長期的な対策が必要とされる状態」と定義されています。歴史上、このレベル7に達したのは旧ソビエト連邦のチェルノブイリ原発事故と、東日本大震災に伴う福島第一原発事故の2件のみです。