トリコスポロンなどの真菌は、気温25度以上・湿度70%以上の環境下で爆発的に増殖します。住まいの抗原負荷を最小限に抑えるためには、住空間の「湿度コントロール」と「清掃の徹底」が不可欠です。
第一に、梅雨時から秋口にかけてはエアコンの除湿機能や除湿機をフル稼働させ、室内湿度を常に50%から60%未満に制御してください。浴室は入浴後にスクイージーで水滴を切り、換気扇を24時間稼働させます。
第二に、エアコン内部の定期的なメンテナンスです。フィルター清掃はもちろん、送風ファンや熱交換器に黒カビが付着している場合は、素人作業で胞子を部屋中に撒き散らすリスクを避け、プロのクリーニングを依頼するのが鉄則です。また、加湿器を使用する場合は毎日水を入れ替え、内部を煮沸・アルコール消毒できる加熱式(スチーム式)を選択することが推奨されます。