社長退任後、亀渕昭信は再び「語り手」としてマイクの前に戻りました。その代表格が、NHK-FMで2009年から放送された音楽番組『亀渕昭信のいくつになってもロケンロール!』です。
1950〜60年代の初期ロックンロールから最新のロックナンバーまで、自らの解説とともに紹介する同番組は、往年のファンのみならず若い音楽リスナーからも絶大な支持を獲得。番組タイトル通り「いくつになっても好きな音楽に胸を躍らせる」彼の純粋な姿勢は、聴く者に世代を超えた活力を与え続けました。さらにNHKラジオ第1『亀渕昭信のにっぽん全国ラジオめぐり』では全国各地のコミュニティ放送を丹念に取材し、地域に密着したラジオの温もりを再評価する大きな契機を作りました。